みなさん、こんにちは。


本編では出番があまりなかった枢木奏太です。

ただいま、彼女の華原さくらと買い物に来ています。



「奏太ー!次あれ行きたーい!」


両手いっぱいに紙袋を持って、さくらはにこっと笑った。


「お前そんなに買うの?」

「んー…だって、そう言えばまだ奏太といられるでしょ?」



少し照れくさそうに、また笑う。


男の俺が言うのもあれだが、キュンときた。



「やけに素直じゃない?」

「…なんか最近のくるみ見てたらそう思ったの。」

「…なんかわかる気がする」