*** 十のためにできること *** あれは十? それと濱田サキに…桂さん。 …みんなで笑ってる。 なんだかすごく楽しそう。 私もそこへ行きたいよ。 ねぇ、待って。 十、私も一緒にいたいの。 「十のために消えてよ」 「あなた邪魔よ」 そうか やっぱり私は邪魔なんだ。 でも、十といたいのに。 「バイバイ、羽田さん」 えっ……嫌だよ。 十、待って。 離れたくない。 十が好きなの。 すごく好きなの。 気がつくのが、遅かっただけ。 きっと、ずっと必要だった… 十……行かないで。