「わ、私その……可愛い服とか、持ってなくて……その」
縋ってしまうじゃないですか……!
こんな情けないことでも、話していいのかななんて思ってしまう。
私の話を聞き終わったあと、まこちゃんは耐え切れないと言うように吹き出した。
え、な、なんで笑うのー!
私、頑張って言ったんだよ……!
自分がほんと情けなくて涙目になってしまったけどまこちゃんを睨む。
「もう、はるちゃん可愛すぎだからー!吉良じゃなくて私の彼女になっとく?」
「はい!?」
そ、そうなったら吉良くんをまた悲しませてしまうんじゃ……
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…