「……お、俺…亮のこと殺せない…」
「…わ、私も奈々のこと…」
は?
何言ってんの…こいつら…
2人を殺さない…?
依存させたはずなのに…
「…俺…亮と遊ぶの…すっげぇ楽しかった…馬鹿ばっかやってさ…
とにかく亮ともっと一緒にいてぇんだ…!」
「…私も…私も奈々のこと大好きだった。ううん、今も好き…
もっと奈々と遊びたい…!」
わけが分からない…
今まで恨んでたのに、それを今更変える?
一緒にいたい?大好き?
そんな感情なんて知らない…
こいつらが殺さないと言うのなら私は…
「…殺してやる…」
私が前に進もうとするとブラックが私の腕をつかんだ。
「…?何するの、ブラック…?殺らせてよ…!
止めないで…!」
なに…?
ブラックもおかしくなっちゃったの?
「…殺るな、スカイ…!あの子達はやっと親友になれたんだ…!
それをお前が壊してどうする?! 」
「…は?…ブラック…何言って…」
「…殺すなと言ってるんだ…!」
コロスナ?