自分の席に座って、机に伏せる。

ぼーっとしてると、自分がなんのために生きてるのかさえもわからなくなる。

私はなんだろう。性欲処理の人形かな?

それでも私は気にしない。一応必要とされているのなら。

あー、喉乾いた。お水買いに行こ。

そのまま教室を出た。曲がり角を曲がった所で、赤っぽい髪型の男に声をかけられる。

「おい、白浜杏莉だよな?ヤらしてよ。誰とでもヤるんだろ?」

確かに誘われたら、ヤるけど、同じ学校の人とはしないっていうことだけは決めてある。

「同じ学校の人とはシないから」

「意味分かんねーんだけど。別にいいじゃん」


そう言って男は私の腕を引っ張って、空き教室に連れて行こうとした。

今の私には抵抗することさえも、めんどくさくて、

「ねえ!スるのはいいけど、優しくしてよ?痛いのは絶対嫌だから!」

そう言った。


「ラッキー じゃあ行こうぜ 」

そのまま空き教室に引っ張られた、