「おいっ…ヤバくねぇか…?」
「ちょ…早く逃げたほぅが…」

こそこそと、
こんな言葉が聞こえてくる。


それもそのはず。

暴走族の中では、私の名前は有名なはず。


だって、暴走族掃除で全国をまわっているからね…。


それが、私の生きる役目なんだから…。