そんな男の子を見ると

あることに気がついた

この人、どっかで見たことある…

絶対私、この人知ってる…

「何?」

私があまりにも見つめすぎたらしく

隣の男の子に睨まれちゃった

「あ!ごめんなさい!
私、乙川愛菜です!
よろしくお願いします‼︎」

そう言って軽く頭を下げると

「南城陽翔
よろしく」

そんな無愛想な返事が帰ってきた