…まぁ、始めにしては中々
上出来じゃねーの?
「緊張したー…」
これからはどんどん押すから、
楽しみに待ってろよ。
俺が目をつけたんだから、
逃げることなんて無理なんだし。
そう考えながら笑う姿は、
どう見ても虎が獲物を見つけた時のよう。
その獲物がずっと前から…
虎のことを見つめていたなんて。
「ドキドキしたー…!」
顔を赤くしていたなんて。
そのことを知るのはもう少し、
時間がかかりそう。
おしまい。
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