するとそこへ、タイミング良く誰かの携帯が鳴ったのであった。 「…もしもし、隼大?何だよ…」 そう。 律の携帯が鳴ったのであった。 どうやら相手は隼大だったらしい。 「えっ?今は駅前のカフェにいるけど…」 『今から俺が行くから絶対に動くなよ?!』 「おい…隼大…」 隼大は用件だけ伝えると、電話を切ってしまったのであった。 言葉通り、隼大は電話を切って直ぐに律達がいるカフェへとやって来た。