なんて思って目をつぶったら


ポンポンー


「じゃあ、また明日な」

宮野くんはそう言って帰っていった。

勘違いしちゃった……。


その事が恥ずかしくて気まずくて、けっきょく宮野くんと話すのも途切れ途切れになっちゃったのです。


宮野くんもなんか、気まずそうな顔をしてるし……。

もしかして、勘違いしてたのバレてひかれちゃったかな?


不安に思いながら歩いていると、私達は気付けば教室に着いていた。


「じゃあな」

「うん」


着いたらそれぞれの席に戻る私達。


ちょっと落ち込んでいると、未来ちゃんはそれを見兼ねてこっちにやって来た。