「宮野くん……っ

おはよう」

「はよ。」


デートの次の日の朝


私たちは照れくさいのもあり、気まずいのもありで


お互いに目を見れなくて、会話も途切れ途切れだった。


実はそれには理由があるんです。


パフェを食べている時までは普通だった私達。


帰りになって家まで送ってもらって

じゃあ帰ろう、とした時ー


「華……。」

宮野くんは色気の含んだ声で小さくつぶやいた。


へっ?っと思って見上げれると、そこには

さっきと違う表情をしている宮野くんがいて


だんだんと顔が近付いてくる。


もしかして……キス!?