「宮野くんが他の女の子と仲良くしてるのが

嫌だったの……」


こんな事言ってもしかしたら嫌われるかもしれない。

こんな性格のやつと付き合ってられないって

フラれちゃうかもしれない。


だけど、我慢できなくて

私は今思っている感情を伝えた。


「え、まじ……?」


戸惑ってる宮野くん。

ほら、やっぱり


イキナリこんな事言い出したから引かれてる。


もうダメだ……。

強く唇をかみしめた時


ぎゅうーー

私は宮野くんに抱きしめられた。



へ……?


「やっべぇ、まじ可愛い」