苦しくて、悲しくて泣きそうになる。


「華?どうかした?」


そんな様子を見て未来ちゃんは心配してくれたけど


「ううん、何でもない」


私はそう言って、お弁当を食べることにした。


他の女の子と話してるのが嫌だって思っちゃうなんて

性格が悪すぎるよ。


こんなんじゃ宮野くんに呆れられちゃう……。


私は自分の考えにブンブンと首をふり

その事を考えないようにした。


そして、お昼を食べ終え

眠たい授業を受け終わると

今日は私の方から宮野くんの所に向かった。


珍しく、教室にはいないから廊下を覗いてみると……