拒否された私はショックで落ち込んでいると

宮野くんが小さい声で言った。


「また、何するか分かんねぇ

正直反省してる今もお前に触れたいって思ってる」


かあっと赤くなる顔を隠すヒマもなく言う


「いいよ。」

「嫌がってんのに、無理やりキスするかもしんねぇよ」


いいよ。

だって宮野くんだから。


「宮野くんとしてるなら、嫌がってる時も

たぶん、本当に嫌じゃないんだと思うの……!」


あれ、私……何言ってるんだろう。

そんな事を考えていたら突然温かい温もりに抱きしめられた。