付き合ってるからって何でも聞いていいわけじゃないよね……。
「ごめ……っ」
何か私ばっかり好きみたいだ。
付き合って言われて浮かれて喜んで
どうすれば手繋げるかなんて考えちゃって
宮野くんが繋ぎたいかどうかも分からないのに……。
一筋の涙が零れた時
「わ、悪りぃ……!」
宮野くんは突然私の手を掴み、立ち止まった。
「違ーんだよ!
関係ないってそういう意味で言ったんじゃ無くて
バカにされて……石川達に……
お前手も繋げないのかって言われて」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…