「最近抑えが効かねぇつーか
なんつーか。触りたくなるつーか……
お前さ、たまに大胆な事してきたり
無意識だろうけど誘ってるみてぇに見えたりして
何度か……やべぇって、思ったことがある」
だんだんと語尾が小さくなっていく宮野くんに
私は顔が赤くなる。
「だから……とりあえず
抑えられなくなるとやべぇから
そういう可愛いのは、無しな方向で……」
「……ったしもっ、思うよ!
宮野くんに触れてたいって!」
宮野くんの言葉をさえぎって言う。
その気持ちになるのは、宮野くんだけじゃないんだって
伝えたくて大きな声を出す。