好きになったきっかけって話すの恥ずかしいね。

だけど、


「華……、今はもっとお前に惚れてるから

覚悟しとけよ?」


ニヤリと笑う宮野くんは

私と目を合わせてキスを落とす。


恥ずかしいことを話せばもっと、


甘くなる。


学校で会えなかった分の宮野くんを

感じていたくて制服の袖をぎゅっと掴むと

私は自分からキスをした。


「んっ……すっ、き。」


宮野くんに愛を伝えながら。


すると、宮野くんは私から思いっきり顔を逸らした。


「へっ……?」

いきなり離された唇に私は思わず声を出す。

すると、