「どうやったらお前の事喜ばせてやれるかな

とか色々考えられてさ、

そういうのも含めて今お前と隣にいられるのって幸せだなって思ったんだよな

って……ちょっと照れくせぇな、これ。」


頭をポリポリかきながら言う宮野くん。


どうやったら大事に出来るか、なんて

もう十分すぎるくらい伝わっているのに。


それでも大事にしようとしてくれる。

私、彼と付き合って本当に幸せだ。


「それとさ、俺お前のこと好きになった理由もそれなんだ」


宮野くんはそう言うと体を起こした。