「いくら好きだからってそれは無いだろ」


「だって、宮野と付き合ってんだから望みねぇじゃん

ちゅーぐらいもらったっていいだろ」



「てめぇ、今なんつったよ」


その瞬間、川内くんは宮野くんに殴られた。


「アイツはな!そう言うの軽々しく考えるヤツじゃねぇんだよ!

ちゅーぐらい貰っていいだとか、ふざけんな!

トラウマになったらどうすんだ!!」


胸を掴んで川内くんを殴る宮野くん。

そこに先生が気付き、宮野くんは押さえられた。



ーー
ーーー



「それで……そのまま校長室に……」


私のせい、だ。

宮野くんが私をかばったから。