「はぁ……
華はそういうことにうといけど
しっかり現実を見なさい。
今の時代、付き合ってすぐに手を繋ぐのは当たり前!
むしろそんな事も出来ないなら、この先全く続かないわよ」
そ、そんなあ……。
私は焦らなくても、ゆっくりそんな風になっていけばいいと思ってたけど
それじゃあダメなの……?
「だって、手繋ぎたいんでしょ?」
「まぁ、そりゃあ……」
「うん、じゃあ華から行くしかないじゃない!
もう宮野には任せてられないんだから」
私から……!?
「そんな事出来ないよ……」
「破局の危機を迎えていいの!?」