「よしっ!」

私はいつもの隅に座っている
相川のもとへ歩いていった。
私は緊張している


だって
相川に話しかけた子を見たことがないから!

どんな会話になるか不安で
緊張している
が!
委員会の仕事の時間とかを伝えなければ
私は担任と担当の先生に大目玉をくらうことになりかねない!



そんなことを考えながら
とうとう相川の真横に私は立っている

相川は不思議そうにこちらを上目使いで見る。

「相川あのね 委員会のことなんだけど」
前屈みになり
相川に見やすいよう 委員会の仕事内容の呼び出しが書かれた紙を机に置きながら
思ったより普段通り話せてる私

だが
相川は私の目を
びっくりした目で見つめてくる
気まずい私は思わず

「な なに?」汗


すると相川は

「いや・・・女の子に話しかけられたの初めてで・・・びっくりした・・・」

私「・・・・・・」

しばらく理解不能だったが


「は!?今まで1度もないの!?」
私は思わず声をあげた
相川はニカニカと笑いながら

「うん ないよ☆
みんな僕なんて見ないし気にしないから」


私は開いた口がふさがらない。

「でも嬉しいなっ
話しかけてもらえて。 ヘヘヘっ 」


一瞬
照れながら言う相川に私はドキッとした。

「(相川って 笑ったりするんだぁ 意外)」