その考えもシンゴのこの言葉で変わったのだ。

 「さや。この子の名前付けよう!俺たちの子だもんな。」

とおなかを撫でながら言った。

 「そうだね!明後日いなくなる。でも今はまだここにいるんだもん。
  私たちの大切な子供だもんね!」

私は嬉しくて。

シンゴのこの言葉が嬉しくて泣きながら笑って言った。

久しぶりに笑った気がする。

 2人で名前を決めた。

  女の子なら・・海~マリン~

  男の子なら・・海~カイ~

どっちでも使える名前をつけた。私はマリンという名を凄く気に入った。

私は絶対女の子だと思った!だって甘い物食べたくなったんだもん♪

シンゴの口が開いた
 「いつか結婚して、今度はちゃんと産もう。そしてまた《海》という名前をつけよう」

そう誓った・・・