私の涙は止まらなかった。

次の日から学校へは行った。平然を装っていたが内心泣いていた。

当然勉強なんて頭に入るわけもないし、気持ち悪いし・・・

ほとんどを保健室で寝ていた。



母と病院へ行き手術の日が決まった。

3ヶ月だということもあり、手術の日は今週の金曜日。。明後日。

あと2日でこの子はいなくなってしまう。

そう思ったら夕飯も喉を通らなかった。

母は食べなさいとは言うものの、辛いのは分かってくれている。

だからそんなに強くは言わなかった。

シンゴが逢いにきてくれた。

でも、私は上の空。それどころか涙した。

シンゴが口を開く

 「手術の日俺は仕事でいけないけどごめんな。頑張ってな」

(人事みたいだね。)私は思った。

 「分かった。」

私の心は死んでいた。この子をおろした後私も死のう。

そう考えていた。