ゴンッ
椅子を蹴った鈍い音がした。
私は何もしていないのに、
ただ本を読んでいただけなのに
皆からいじめの標的にされる。
「美希ってさぁ、うちらの事馬鹿に
してるよね。庶民をけなしてるわぁ。」
また来た。私を標的にしてくる奴
名前は茜。面倒臭いやつ。
その取り巻きもいる。
「マジで美希とかムカつくぅ。
茜様睨んでるしぃ、茜様の事
馬鹿にしないでくんなぁい?」
またうるさい1日が始まる。