サアッ


『やっぱここから見る街の景色は綺麗だなー』


街の明かりがきらびやかに輝いている


『私はあそこへは戻れないけどね....』


そう言い少女はもうすでに枯れていた桜の木にふれた


フワッ


少女が木に触れた途端桜の木が満開に咲いた

ー浅葱色に染まるー

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