一気に騒がしくなる
?「君達、悪いことしてるでしょ?……それに君達を《あの場所》に入れる事は出来ないからね」
総長「おッ、お前ら……行けぇぇぇぇぇ」
?「フッ……さぁて、何分かかるかな?」
10分後
総長「く、くそぉ……」
?「龍華(リュウカ)に誰も近づけさせない」
紅く染まった人間は闇へと消えた
死神は夜舞い降りる
「僕は絶対、君との約束を守るから 」
「オハヨ~鈴音ちゃん」
神崎鈴音(カミザキリンネ)それが私の名前
鈴「オハヨ~」
誰だろ全然分かんない、適当でいいや
「ねぇ、今日俺ん家おいでよ」
鈴「うーん、今日はゴメンね~」
「おッ////おうッ また」
「ねぇまた........」
「顔がいいからって調子ノンなよ」
「毎日男の家泊まって遊んでるらしい」
「さすが《天使の顔した悪魔》よね」
どうしよ...……
聞こえすぎて反応に困ってしまう
悪口言われたって慣れてる……だって、毎日こんなのだし……
《私が天使の顔した悪魔》なんて、呼ばれている理由はシンプル
私が軽い女だと思われてるから
別に誘ってないのに、男が誘ってくる
回りから見ればわたしは、男遊びの激しい女……と見られてる訳で
人は、中身を見ようとしないで
噂だけで決めつけて
………人間不信になりそう
私は、龍信学園(リュウシンガクエン) に通ってる
とっても不良高だけど、見た目はとても綺麗だし、しかも制服もカワイイ!
私はここに2年生の時に転校してきた
私のクラスは2-Sクラス
この学校には、頭脳・容姿・運動神経が抜群な人が入れるsクラスがある
もともと、1年の時は超エリート高に通い学校№1の学力だったから楽勝に入れた
「今日転校生来るらしいよ」
「男?女?」
「男らしいよ!」
「キャー!イケメン!?メイクしよっ」
急に盛り上がり始める女達
メイクって……もう、ほぼパンダなんだけど
厚化粧しない方が絶対良いと思うんだけどな
キーンコーンカーンコーン
私の席は窓側の一番後ろ
《死ね・消えろ・悪魔》そんな文字が埋まってる机に腰をおろす
まぁ、可愛らしいいじめって奴
教師も知ってるけど何も言わないし、あろうことか、教師にもいじめられる
なんか教師に嫌われる事したっけ?