「あーッ……………」 目がさめると、診察室から見える窓の外は真っ暗だった。 息苦しくて目が覚めた。 「ッ…」 ガラガラ 「愛優、大丈夫?」 パパとママが顔を出した。 「ッ…………う、」 「帰ろう。今日ずっと寝てたね。少しは楽になった?」 「………」 「薬飲んでないからまだ怠い…かな?お昼もご飯食べてないから家で飲もう」 「うん、」