入学式から1週間がたった。
あれから俊とは喋ってないなぁ。
もういっかい、俊と喋ってみたいなぁ。
イケメンだし、面白そうだし、優しいし。
まさに私のタイプなんだよね。
「それじゃあ、席替えをする!」
先生の言葉と同時に歓声があがる。
みんな嬉しいんだろう。
席はくじで決めるらしい。
先生のいかにも手作りっぽいくじをひくと、26番だった。
えっと、26番は…?
あ、あそこだ!
26の場所の席に座る。
綾は、24番で、2つ前。
あれ?俊は?
うぉ!斜め後ろ!?びっくりしたぁ。
ここなら俊とも綾とも喋れるね!
やったね♡
「綾ー!」
「ふぁい?」
あくびをしながら返事をする綾。
「好きな人…いるぅ?」
私はね。恋に関しては聞きまくりだよ?
「え!なによ急にぃ!」
「なによって。聞いてるの!」
「入学したばっかだよ?まだクラスメートの名前も覚えられてないのにそんなのまだまだに決まってるじゃない!」
完っ全に否定された。
「私...好きな人...いるかも...」
誰にも聞こえないように小さな声でつぶやいた。
あれから俊とは喋ってないなぁ。
もういっかい、俊と喋ってみたいなぁ。
イケメンだし、面白そうだし、優しいし。
まさに私のタイプなんだよね。
「それじゃあ、席替えをする!」
先生の言葉と同時に歓声があがる。
みんな嬉しいんだろう。
席はくじで決めるらしい。
先生のいかにも手作りっぽいくじをひくと、26番だった。
えっと、26番は…?
あ、あそこだ!
26の場所の席に座る。
綾は、24番で、2つ前。
あれ?俊は?
うぉ!斜め後ろ!?びっくりしたぁ。
ここなら俊とも綾とも喋れるね!
やったね♡
「綾ー!」
「ふぁい?」
あくびをしながら返事をする綾。
「好きな人…いるぅ?」
私はね。恋に関しては聞きまくりだよ?
「え!なによ急にぃ!」
「なによって。聞いてるの!」
「入学したばっかだよ?まだクラスメートの名前も覚えられてないのにそんなのまだまだに決まってるじゃない!」
完っ全に否定された。
「私...好きな人...いるかも...」
誰にも聞こえないように小さな声でつぶやいた。