「あれ、昨日土方さんから聞いたじゃないですかぁ~」

「……あぁ、あれか」

なんだよそれ、全然知らないぞ

土方のやつ…ただじゃおかねぇ…

「俺は斎藤一だ」

「よろしくお願いします」
あぁと返された。
その後、他愛もない世間話のようなものを話して、2人はどこかに行った。

いなくなってから刀を振っていると、廊下の方から何か聞こえた。

「「「おぉっ!」」」

集中が途切れたので、声の主を睨むと、見事に大、中、小の人間がいた。


「そんなに睨まなくてもいいじゃねぇかぁ」

「そうだぜっ」

「いや、俺達が邪魔したからだろっ」

小さい奴がまともなことを言っていたが、大きいのと中くらいのやつは呑気に言っていた。

「……誰ですか、あなたたち」

3人は自己紹介を始めた。
「まず俺からな、俺は原田左之助、よろしくな」

デカイヤツは原田左之助か…

「俺が永倉新八だ、よろしくなぁ?」

中途半端が永倉新八か…バカっぽいな

「俺は藤堂平助っ!よろしくなっ!平助って呼んでくれ!」

チビは平助っていうのか…何か豺みたいな感じだな…
「私は雪華です。よろしくお願いします。」

「「「こちらこそっ!!」」」

……うざい