朝飯を食べ終わり、また壁伝いに歩き部屋に戻った。
「うぅ…痛い…」

結構きついな…この前よりはまだましだけど
さて、大人しくしてろって言われたが、後で医者を連れてくるらしいからな…
逃げるか、隠れるか…んー…
ああ、変化すればいいか!その前に日向まで移動しなければ…

さて、いつも通り、白猫でいいか

「よいしょっと」

………………………















(沖田)

ふぅ、土方さんは朝から何盛っているんだか
雪華さんも大変だなぁ…
とか考えながら廊下を歩いていると、土方さんの部屋の前に…見知らぬ白猫が

「おや…?」

どうやら寝ているようだ
それにしてもどうしてこんなところに
部屋に連れていきますか

「まるで雪華さんみたいな猫ですね…」

早く起きないかな、とか考えず
暇な非番をこの猫と過ごすのも悪くないなと思った。