あれから数日後、隊務にもなれてきた頃、屯所も大騒ぎの事件が起きた。
土方が捕縛した男、古高と言う奴が…まぁ、その…土方の拷問でボロボロになっていた。
その代わり、長州藩の有力な情報を得ることが出来た。
「京の町に火を放って、天子様を長州にお連れするって…」
「バカだよな?」
「バカだろ?」
「ちげーよ、アホだいや、イカれてる」
ちなみに上から
永倉、平助、原田
「「バカとアホはお前らだ、ちったぁ黙ってろ三バカ」」
土方と一緒に言っちまった…
てか三バカはいつもの通り端に行って指で何か書いてるし…
「古高が捕縛された以上、今夜にでも会合を開くだろう、今から四国屋と池田屋に班を分けるからよく聞いとけよ」
「「おぅ!!」」
班分けの結果
池田屋が近藤さん、沖田、永倉、平助、平隊士と、何故か私…
四国屋が、土方、原田、斎藤と平隊士ほとんど
という班分けになった。
「何で私がこっちの班…」
「文句言わないで下さい、土方さんが決めたことなんですから」
「文句を言っても何も変わらん…言うだけ無駄だ」
沖田さんと斎藤はグサグサいちいち刺さること言いやがって…
今さらだが、口が悪くなってる気が………
ま、いいか
そして全ての用意は整った
「新撰組、いざ出陣!!」
「「おぉっ!!」」
池田屋にっ…!