時は江戸時代・京都

私は茶菓子を買いに町へ出てきていた。
いつもはあまり出掛けないが、今日は仕方がなかった。

「はぁ…」

しばらく歩いていると、前から柄の悪い浪士が3人、威張り散らしながら歩いてきた。
私は気がつかず、通り抜けようとすると。

「おい小僧、俺たちを無視するとはいい度胸だな」

「…急いでるんです。退いてください」

私がそう言うと

「何だと!?生意気言いやがって!!」

そう言うと、浪士達は抜刀し、私に斬りかかってきた。
私は腰に差していた刀。小雪を抜刀し、一瞬で浪士達を斬った。

「「ぐふっ…」」

浪士達は苦しそうにしながら事切れた。
私は無表情で、浪士達の亡骸に

「あなたたちが先だったんですから、当然の報いです。」