ある晴れた日のことでした。

私は、夢をみました。
それはとても素敵な夢でした。

初めて見た夢だったけど、なんだか
とても懐かしい気がしました。


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ある晴れた日のことでした。

僕は夢をみました。
それはとても素敵な夢でした。
初めて見た夢だったけど、なんだか
とても懐かしい気がしました。
……ズ!すず!!

ん、なんか聞こえる……。


『ほぇ?』

『ほぇ?じゃないわよ!!
あんた、寝すぎよ……(笑)』

こんな間抜けな返事をしてしまったのが、私、夢夏 涼(ユメナ スズ)。

私は……確か……。

『あっ!!!』

確か、2限の数学から寝ていたんだ。
あ、そうそう。
私を起こしてくれたのは、
友達の澤野 一華(サワノ イチカ)。


んで……。

『えぇ!?』

気づけばもう、2時をまわっている。

『お、お昼ご飯……』

『そんなの知らないわよ。』

一華の毒舌が、止まることなく降り注ぐ。


さいっあくな1日ね。
はー。
今日は、なんだか嫌な一日だった。

私は、勉強も平々凡々だし、顔も平凡。

だから、考えることなく、
彼氏募集中だってわかる(笑)

いい出会い、なんてあるわけ無い。
そんなこと、夢見たって、
必ずしもみんながあるわけじゃないのに。


夢の見すぎよ。
一華と、帰ってる途中そのようなことを考えていると。
多分私が悪いのだろう。
いや、確実に、私が悪い。

誰かにぶつかってしまった。

『だ、だいじょぶですか!?』

急いで声をかける。
すると……。彼は顔をあげた。

[なつかしい。]
いきなり私のなかにそのような単語が
ながれてきた。

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