「触んないから」



睨みながらも、じりじりとにじり寄る。



取られていたブラを手渡されると腕が回ってきて抱きしめられた。



「手では触んないっ♪」

「……っ!」



あっさりと琉生に確保された。
こうなればもう逃げられない。



「ふーん。やっぱ、あるな胸」



密着してる上にその言葉で頬が異常なまでに赤くなる。

なにより体が熱い。



「Gカップも夢じゃないかもな」



その後、琉生が私を解放したのはかれこれ20分経った頃だった。