「コレ、印刷して校内中にバラまいちゃおっかな~」
彼のスマホに写しだされるのは、私の……寝顔の写真……
いつの間に!
「運びます……」
「よしよし!」
相沢くんに頭を撫でられる。
ムカつく、ムカつく、ムカつく!
卑怯だぁ!
だがやるとなればさっさと終わらせた方がいいと思い、すぐさま行動に移す。
「あー。あと、俺といる時は琉生って呼べよ。家族全員相沢だし」
本当は聞こえていたけど、聞こえないふりして私はつっちーの元へと足を運ばせた。
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