私は学校を初めてサボった
日中の町は学生はあまりいなくて主婦に白い目で見られた…

「どこ行こう…」 

町にいるのもつまらなくて…

「どうせ死ぬならこのお金も要らないか…ふふ」

私は電車にのり海へ来ていた
着いたのはもう日が沈んで暗くなりかけていた

「うーっやっぱり寒いか…」

まだ夜の海は寒かった
私は浜辺に座り海を眺めた

「ピロリン」
 
さっきからお母さんやお父さん、柊から連絡がきている

「みんな…ごめん」

私は携帯の電源を切って鞄にしまった