「迷惑なんですけど」

「………」

「あーうぜぇー、ここで死なれたらその死体を見た人、この学校、親、死体を処理する人、そして俺に迷惑がかかるのわかる?」

「………」

「大体さ実際死ぬ気ないんでしょ?どうせ悲劇のヒロインを演じてるんでしょ?あーくだらねぇ、わらえる」

「な、何も知らないくせに…」

「あっ?」

「何も知らないくせに何わかったようなこといってんの?こっちは悩んでるの真剣に!あんたからしたらくだらないけどねあたしからしたらこれぽっちもくだらなくないの」

「はぁ?」

「ふざけんな!ばか野郎!」

私は走って帰っていった