昔々…
いつ頃かは伝えられてはいない。
この日の丸の国に青い猫がいたという言い伝えがあった。
その青い猫を見れば幸せになれると、
またその青い猫を見れば不幸になると言い伝えられていた。
人々はその青い猫を恐れ神とするもの
また殺そうとするものとわかれた。
その姿を見た青い猫はその日の夜鈴を鳴らしたそうだ。
しかし、
その音は人々を幸福にし、
また人々を不幸にした。
人々はその音に恐れ、青い猫を一匹残らずに殺したそうだ…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…