ドン!
「痛ーい!あーまたあの夢か」
いつもあの夢になる
夢じゃなかったけどね。
高1の入学式の時に実際に起きた出来事だ
え?今なの私は誰だって?
私は高3の八木愛実
あれ今何時?
え?8時??えーーーーー
やばぁー遅刻!
そう!これがあたし
いつも遅刻娘なのだ!
「行ってきます」
家から学校は15分走ればつく
がんばるぞ!
あ!優希だ!
「ゆうきー!おはよー」
大声で友達の名前を呼んだ
「愛実。またあんた寝坊?いい加減頑張りなよ」
「いやいや、こりゃお恥ずかし」
柴崎優希は私のだった一人の親友
この子だけ私の秘密が言える