「やだ!やめて!」


由佳のその言葉には耳を貸さず、恭平は由佳のYシャツのボタンを外しながらスカートの中に手を這わせる。


「無駄だよ、由佳。大人しく僕の言いなりになればいい。」

「やだっ恭ちゃん…やめて!」

「僕と気持ちいいことしよう。」

「やだ!」

「嫌がる由佳も可愛いな。興奮する。」


「やだっ!助けて小野寺薫!」



由佳のその言葉に、恭平の手が止まった。


「…僕の前でそいつの名前を呼ぶなって言わなかった?」


恭平の顔付きは殺気に満ちていた。
由佳は思わず自分が口走ったことを後悔した。