―-数学の授業-―

先生「~だから-5になります」

メンドクサイ…
つまらない。
私にとっては一番嫌いな科目だ…

「…っあ…」
何か聞こえる
私の背中をツンツンつついてきた
「…何」
ちょっと腹がたった
「これ、これに文字書いて会話しょっ!!」
数学のファイルを渡される。
「…なんでいきなり。。」
「いいじゃん!
都亜から書いてね」
私は悩む…
取りあえず、
『あんた…なんで私に絡むの?』っと書いた
森木にファイルを渡す
『何だろう…良く分かんない(笑)なんかさぁ、都亜見てるとビリビリっ!!て来たんだょね~』
森木が私にファイルを渡す
『あんた単純なんだね…』
『そぅかなぁ-(笑)』
ずっと、ずっとこの時間があればいいと思った。

チャイムがなる

チャイムが鳴り終わると森木の席には騒がしい女共が集まる

おもい知らされる現実

私は思う。
あぁ、同じ人間なのに別世界の人間なんだなと…

まるで、森木と私が文字でいっぱいにしたファイルの会話は嘘のようだった