――――あれから、夜になった。 辺りは既に真っ暗で、 そして雪で真っ白になっていた。 「啓太ー、夏樹ちゃんのお母さんから電話よ」 夏樹のお母さん? 何でこんな時間に? しかも何で俺に? ――――――何か嫌な予感がした。