「なんて無礼な雌狐でしょう!!」
「いいよ。別に怒ってないしー」
ココノエが頬を膨らませ、
神社を立ち去ろうとした時、
今まで以上の歓声が聞こえた。
あまりの歓声にココノエが振り返ると
神楽殿で神楽を舞う、
リンリンが目に入った。
「姫巫女様だ!!」
リンリンが神楽鈴を持って優雅に舞う姿は人々に癒しを齎した。
「神よ。人々に幸福を…。
邪気を払い、人々を守りたまえ…」
神楽鈴の音色が神社に響き渡り、
それを聞いたココノエはニコッと笑うと
「見つけた」と言って指を鳴らした。
「なんだ!?この感じ!!」
リンリンが踊りをやめると、
奥の方で獣人達の悲鳴が聞こえた。
「なんだあれは…強大な闇のSpell…」
!!鈴王!!我に力を!」
《…》
リンリンが鳥居の近くに向かうと、
そこには憎悪に満ちた大きな狗がいた。
その背に跨っているココノエを見つけるとリンリンは神楽鈴を鳴らした。
その光景をみて、ココノエが笑った。
「あっははは!無駄だよ!
この狗にその鈴の音は聞こえない。」
予想もしてなかった出来事に困惑する
リンリンを見ると
ココノエは鼻歌を歌って、狗を撫でた。
「懐かしいな。
昔こうやって可愛い犬撫でたなー」
「何故だ!神器に敵うモノなどない!!」
「そうかな?僕のSpellは
君の神器に勝てると思うよ?
さぁて、誰から殺して行こうかな。」
「待て!私がなんでもするから!
だから!人々に手を出さないでくれ!」
「いいよ。別に怒ってないしー」
ココノエが頬を膨らませ、
神社を立ち去ろうとした時、
今まで以上の歓声が聞こえた。
あまりの歓声にココノエが振り返ると
神楽殿で神楽を舞う、
リンリンが目に入った。
「姫巫女様だ!!」
リンリンが神楽鈴を持って優雅に舞う姿は人々に癒しを齎した。
「神よ。人々に幸福を…。
邪気を払い、人々を守りたまえ…」
神楽鈴の音色が神社に響き渡り、
それを聞いたココノエはニコッと笑うと
「見つけた」と言って指を鳴らした。
「なんだ!?この感じ!!」
リンリンが踊りをやめると、
奥の方で獣人達の悲鳴が聞こえた。
「なんだあれは…強大な闇のSpell…」
!!鈴王!!我に力を!」
《…》
リンリンが鳥居の近くに向かうと、
そこには憎悪に満ちた大きな狗がいた。
その背に跨っているココノエを見つけるとリンリンは神楽鈴を鳴らした。
その光景をみて、ココノエが笑った。
「あっははは!無駄だよ!
この狗にその鈴の音は聞こえない。」
予想もしてなかった出来事に困惑する
リンリンを見ると
ココノエは鼻歌を歌って、狗を撫でた。
「懐かしいな。
昔こうやって可愛い犬撫でたなー」
「何故だ!神器に敵うモノなどない!!」
「そうかな?僕のSpellは
君の神器に勝てると思うよ?
さぁて、誰から殺して行こうかな。」
「待て!私がなんでもするから!
だから!人々に手を出さないでくれ!」