「無礼者。黙って聞いていれば
我が主に向かってなんて口の聞き方だ。
私が言葉の使い方を正してやろう。」
一瞬の内にシラヌイの後ろに回り込み、首の寸前で刀を止める。
その素早い身のこなしには側にいた
セツナも止めることが出来なかった。
「シラヌイ様!今すぐお助けします!」
セツナが我に返り腰に携えた刀を抜くと
その剣先を、シラヌイの後ろにいる
亜鬼に向けた。
しかしそれをシラヌイが静止する。
「セツナ。刀をしまえ。
これはお前が敵う相手ではない。」
「ほぉ。我が強さを知っているのか。
国の犬にしては賢いな。」
「これは私が解決しよう。
破妖。私はただの国の犬ではない。」
「なに」
シラヌイの言葉にセツナは
笑みを浮かべ、「わかりました。長官。」と言うと刀を鞘に収めた。
それが合図になった。
経ったの一瞬で破妖の動きを封じた。
「なっ!!」
(力がでない…)
「私のSpellは思考言体だ。」
「…離せっ!」
「思った事や考えた事を
言体で具現化するSpell。
そこいるセツナは言体感情体。
文字や言葉を感情体で
具現化し攻撃する。破妖。
Spellはどの凶器よりも強い。」
「離せと言っている!!!」
抵抗する破妖に近づき、
シラヌイはSpellで眠らせると
牢に入れるようセツナに指示した。
「力が完全に目覚めていないのか…
手応えがなさすぎだ…。
私の知っている破妖は
あんなに弱くはなかった。」
シラヌイは一人呟くと
椅子に深く腰掛けた。
我が主に向かってなんて口の聞き方だ。
私が言葉の使い方を正してやろう。」
一瞬の内にシラヌイの後ろに回り込み、首の寸前で刀を止める。
その素早い身のこなしには側にいた
セツナも止めることが出来なかった。
「シラヌイ様!今すぐお助けします!」
セツナが我に返り腰に携えた刀を抜くと
その剣先を、シラヌイの後ろにいる
亜鬼に向けた。
しかしそれをシラヌイが静止する。
「セツナ。刀をしまえ。
これはお前が敵う相手ではない。」
「ほぉ。我が強さを知っているのか。
国の犬にしては賢いな。」
「これは私が解決しよう。
破妖。私はただの国の犬ではない。」
「なに」
シラヌイの言葉にセツナは
笑みを浮かべ、「わかりました。長官。」と言うと刀を鞘に収めた。
それが合図になった。
経ったの一瞬で破妖の動きを封じた。
「なっ!!」
(力がでない…)
「私のSpellは思考言体だ。」
「…離せっ!」
「思った事や考えた事を
言体で具現化するSpell。
そこいるセツナは言体感情体。
文字や言葉を感情体で
具現化し攻撃する。破妖。
Spellはどの凶器よりも強い。」
「離せと言っている!!!」
抵抗する破妖に近づき、
シラヌイはSpellで眠らせると
牢に入れるようセツナに指示した。
「力が完全に目覚めていないのか…
手応えがなさすぎだ…。
私の知っている破妖は
あんなに弱くはなかった。」
シラヌイは一人呟くと
椅子に深く腰掛けた。