透き通った蒼い目見据えられ一瞬ドキリとしたが、
「……仕方ねぇだろ! 一人で大丈夫だっつってたんだから!」
「あんたを不安にさせないために言ったんじゃない! その事に気づきなさいよ!」
「そうじゃない可能性だってあるかもしれねーだろ!!」
すぐさま口喧嘩が始まりお互いに間近で睨み合う感じになってしまった。
「……あぁもうっ! こんな所で言い争っている場合じゃないわ! 探してくるっ!」
「あっおい待てよ!」
一人でに叫び走っていった。
「……くそっ」
「リュウキくんごめんね? あの子他人の事になると突っ走っちゃうのよね」
フレイムが苦笑いをし、両手を頭の後ろで組んだ。
「……昔からの長い付き合いなのか?」
「五年くらいかな。 それなのにちっとも変わってないんだよ?」
「……」