さらにレミリアはレイリアに国を出るよう命じました。
理由を聞くと、姫は一人だけで十分だそうです。
続けて、両親が亡き者になった今レイリアがここにいる意味はないと言いました。
レイリアは何も言えませんでした。
レミリアは国をでるための三日間の猶予を与えました。
レイリアはその間に荷物を纏めたり、住人達に別れの挨拶をしたりして過ごしました。
そして、三日が経ち、レイリアは国をようと最後にとレミリアの前に立ちました。
その時のレイリアの服装は白いシャツの上に上着を、同じ色のズボンをはいていました。
レイリアの格好を見て似合わないと兵士達や大臣達の前で嘲笑いしました。
そんなレミリアに対し、レイリアは薄ら笑いを浮かべ小型のナイフを取り出し、自身の蒼い長髪を切り落としました。
みんながみている前でです。