ドキッドキッと心臓が
ばくばくして顔が熱かった。


「俺の事好きだったんだ
ひろきかと思ってた。」


「龍生ずるい。教えてよ」


「えっ。うん。」


「誰?」


「お前だよ」


顔を真っ赤にしながら
龍生は言った。


と、同時に私の頭の中に
?が3つ・・・


わけがわからなかった。

「ほほほほんと?」


「ずっと好きだったよ」


1個下の子に
こんなこと言われて
もうどうにかなりそうだった。


同じ気持ちだったんだって。


そして私達は付き合った。


小3と小4。


恋愛なんて全くわからない
付き合うことすら


けれど親同士も仲良くて
家にはしょっちゅう行っていた。