小学四年生の時。


まだ好きとかわからない
小学生だったから
誰のことも「だいすき~」
っと言ってしまう。


私には二つ違いの
輝希という弟がいる。


弟はサッカーがだいすきで
よく放課後とか
友達としていた。

私は弟を迎えに
学校へ向かった。


「輝希の姉ちゃん?」


一人の男の子に
声をかけられた。


「うん。そうだよ!」


「ふーん。はじめてみた」


「名前なんていうの?」


「鈴木龍生。お前は?」


「望月莉歩だよ!」



龍生は私の1個下。
その時まだ3年生。

はじめて会った日から
私も一緒にサッカーするようになった。


ための子もいたし
全然気にしなかったけど
男の子だらけ・・・


でといつも龍生は


「莉歩~今日もサッカーしよ!」


ってゆってくれるから
断れなくてしていた。


「お前キーパーの才能あるな
かなりうまい!女のくせに」


なんて言われたこともあった。