観念したような口調で、やっとユイが口を割った。
「・・・・・・で?なんで音まであてられてんの」
「でねでね! そのとき、たまたまKIXが新曲の歌詞をファンサイトで公募してたのねっ! 採用者は、PVの撮影見学に行けるっていう特典かあったんだー! 作曲はね、KIXの・・・・・・」
「自分で書けよ」
何か言おうとしていたユイの言葉を遮っても。
「だってぇ・・・・・・アイの、すっごく良かったんだもん」
「・・・・・・行ったのか、撮影会」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…