「はっ、女子で一番けっ!!私一番最初に抜けたから知らんかった。つーか、そら…すごっ!!」
「でしょ、すごいでしょー!」
「うん。ずごいしずるーい。」
「あはははっ、みーこドン、ドン、ドンマイマイっ!ドーンマイッ!あはははっ。」
「笑うなっ! そして、うぜぇーよ」
「ごめん、ごめん!」
と笑って言う空愛。
「いいよー、いいよーー。」
私も笑い返す。
「そらさーん、くじ引いてー。」
「あ、はぁーいっ」
「先生呼んでるっ。ちょいくじ引いてくるねーー!」
「はぁーいっ。」
………あー、どこの席になるのかな。
出来るだけ後ろがいいなー。
そう、考えてるうちに空愛が帰ってきた。
「そらー!何番だった?」
「えぇっとー。7番!けっこー、後ろだぁ!ラッキー♪後は隣の席がいい奴で私の後ろの8番の女子が誰になるか……あー、みーこが8番だったらねっ!!」
「うんうん!そうだねっ!8番って一番後ろだしっ!そらの後ろとかめちゃめちゃいいじゃん!私絶対8番引くわっ!」
「うんっ!まだ8番引いた人いないよー! がんばー!」